独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)の「大学、短期大学及び高等専門学校における障害のある学生の修学支援に関する実態調査結果報告書」(2020年度版)の中には、障害学生に対する学校の支援体制や具体的な取り組みに対するアンケート結果が掲載されています。
障害学生を支援するために特別な委員会を設置する学校は、全回答校数1 ... >>続きを読む
2006年に国連総会で採択され、2008年に発効された「障害者権利条約」。この条約は、障害に基づくあらゆる差別を禁止し、障害者の権利・尊厳を守ることをルール化したものです。すでに世界の140カ国・1地域機関が批准し、障害者が社会に参加し、包容されることを促進するためにさまざまな対応がされています。
日本では、障害者総合支援法 ... >>続きを読む
従来の「障害者自立支援法」が「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律(障害者総合支援法)」に変更され、2012年6月に成立。2013年4月1日に施行されました。これは「法に基づく日常生活・社会生活の支援が、共生社会を実現するため、社会参加の機会の確保および地域社会における共生、社会的障壁の除去に資するよう、総合的かつ ... >>続きを読む
大学、短期大学部、高等専門学校が障害のある学生に対して、どのような授業支援を行っているか独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)の「大学、短期大学及び高等専門学校における障害のある学生の修学支援に関する実態調査結果報告書」(2020年度)からわかります。
同報告書では、1,173校の学校からの回答があり、障害学生への授業に関 ... >>続きを読む
企業の積極的な採用活動や労働環境の整備により、障害者雇用は増加の一途を辿っています。独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構では障害者雇用をさらに浸透させ、誰もが職業を通して社会参加できる「共生社会」を実現するために、障害者や高齢者が就労する際に身体的・心理的な負担を軽減し、円滑に仕事を遂行するための補助機器を紹介しています。 ... >>続きを読む
独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)は、次代の社会を担う豊かな人間性を備えた創造力あふれる人材育成や国際相互理解の増進に寄与するために設立されました。主に「奨学金貸与事業」「留学生支援事業」「学生生活支援事業」の三つの事業を行っています。
同機構では障害学生の修学支援のために様々な活動を行っています。奨学金貸与事業 ... >>続きを読む
発達障害は、かつて乳児期や幼児の問題と考えられていましたが、現在では大学などの高等教育機関にもかなりの人数がいると考えられています。文部科学省では、発達障害も「障害」のひとつとして位置付けて、2004年に成立した発達障害者支援法第8条2項に「大学及び高等専門学校は、発達障害者の障害の状態に応じ、適切な教育上の配慮をするものとする」と明記 ... >>続きを読む
発達障害を理解あるいは支援するためには、どんな定義があり、その症状がどんなものなのかを知る必要があります。
発達障害とは中枢神経系の障害により、生まれつき認知やコミュニケーション、社会性、学習、注意力などの能力に偏りや問題が生じて現実生活に困難をきたす障害のことを言います。生まれつき障害があるため、その根本的な病理はほとんど変わり ... >>続きを読む
障害学生修学支援のためのコーディネーターを配置している大学があります。大学によって名称は異なりますが、このコーディネーターの配置目的は、障害学生が修学に際して必要とするさまざまな支援を行うものです。
その業務は大学によって異なりますが、入試相談や入試の特別装置を行う入試対応、障害内容に合わせた修学支援、課外支援など障害学 ... >>続きを読む
大学の障害支援担当者の悩みのひとつにあるのが「障害学生への支援のあり方」ではないでしょうか。「具体的にどのような支援をしたら良いのかがわからない」「相談する相手が身近にいない」などの悩みを抱える関係者は少なくないはずです。
そんな時に心強いのが独立行政法人日本学生機構(JASSO)の「障害学生修学支援ネットワーク」です。 ... >>続きを読む