障害者雇用を促進する「チーム支援」とは?|サーナ・トピック

障害者が自分らしく働ける雇用・求人環境を考える

障害者雇用を促進する「チーム支援」とは?

制度

就労支援計画からフォローアップまで

 障害者が企業へ就労することを促進するため、ハローワークを中心とした「チーム支援」という活動が行われています。これは、福祉施設を利用する障害者が就職を希望する場合、一人ひとりに対して、ハローワーク職員と福祉施設職員、市町村の職員などがチームを結成して、就職支援を実施する事業です。

 主査はハローワークの職員が担当。障害者専門支援員等を配置し、関係機関と調整を行います。そして副主査には福祉施設などの職員が勤め、市町村や地域障害者職業センター、障害者地域生活支援センターなどと協力しながら障害者の就職支援を行うスキームを構築しています。

 その活動は、就労支援計画の作成から就労支援・生活支援、そして企業への就職後は、職場定着支援・就業生活支援などのフォローアップまでを行っています。

年々、増加を続ける障害者の就職実績数

 このハローワークを中心にした「チーム支援」の活動は、障害者自立支援法が施行され2005年度からモデル事業として開始。2007年度には全国で実施され、年々、支援対象者が増加しています。

 2007年度の支援対象者は3568人でしたが、3年後の2010年度では1万6682人まで増加。同様にこのチーム支援によって就職した障害者も増加しており、2007年度は1778人だったのが、2010年度は8554人まで増えています。就職率はともに50%前後に留まっていますが、支援によって就労できる障害者が増えているのは確かです。障害特性に応じた各団体の連携によるきめ細やかな支援活動が理由のひとつといえそうです。

 障害者雇用を促進するために年々、大きな役割を担うチーム支援の今後の広がりに期待したいところです。

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