障害者求人の「現状」を考察するサーナ・トピック

障害者が自分らしく働ける雇用・求人環境を考える

バリアフリー

ブラインドサッカーの歴史と日本代表の活躍

制度

視覚障害者が活躍する「ブラインドサッカー」

 サッカー日本代表と言うと、男子女子ともに世界の強豪を相手に熱戦を繰り広げ、多くの人がその活躍に注目しています。

 障害者が行うサッカーといえば、国際的な大会も多数行われているブラインドサッカーが有名です。視覚障害者と健常者が同じフィールドでプレーできるユニバーサルスポーツとして知られています。最もポピュラーなB ... >>続きを読む

障害年金の「肝疾患による障害」の一部改正

制度

6月1日から障害認定基準の一部改正

 厚生労働省では、国民年金・厚生年金保険障害認定基準(以下「障害認定基準」)のうち肝疾患による障害の基準について、近年の医学的知見を反映するために、2013年8月から11月にかけて「障害年金の認定(肝疾患による障害)に関する専門家会合」を開催し、基準の見直しおよび表現や例示の明確化について検討を行いました。

 その結果を踏まえて ... >>続きを読む

身体障害者の自立や社会参加を促進する「身体障害者補助犬法」

制度

身体障害者をサポートする様々な補助犬

 身体障害者の自立や社会参加を促進する狙いから施行されている法律の一つに「身体障害者補助犬法」があります。身体障害者補助犬法の第一条には、「身体障害者が国等の管理する施設、公共交通機関等を利用する場合において身体障害者補助犬を同伴できるようにするための措置を講ずること等により、身体障害者補助犬の育成及びこれを使用する身体障害者の施設等の利 ... >>続きを読む

視覚障害のある学生に対する修学のための支援策

制度

授業に関する視覚障害者への主な支援策

 大学、短期大学、高等専門学校が視覚障害のある学生に対して、どのような授業支援を行っているのか、独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)の「大学、短期大学及び高等専門学校における障害のある学生の修学支援に関する実態調査結果報告書」(2020年度)からみえてきます。

 同調査の回収は大学が801校、短期大学が315校、高等専門 ... >>続きを読む

障害学生支援のための校内体制と具体的な取り組み

制度

9割以上の学校が障害学生を組織的に支援

 独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)の「大学、短期大学及び高等専門学校における障害のある学生の修学支援に関する実態調査結果報告書」(2020年度版)の中には、障害学生に対する学校の支援体制や具体的な取り組みに対するアンケート結果が掲載されています。

 障害学生を支援するために特別な委員会を設置する学校は、全回答校数1 ... >>続きを読む

日本でも締約国となった障害者権利条約

制度

今年から効力を生じる障害者権利条約

 2006年に国連総会で採択され、2008年に発効された「障害者権利条約」。この条約は、障害に基づくあらゆる差別を禁止し、障害者の権利・尊厳を守ることをルール化したものです。すでに世界の140カ国・1地域機関が批准し、障害者が社会に参加し、包容されることを促進するためにさまざまな対応がされています。

 日本では、障害者総合支援法 ... >>続きを読む

障害学生に対する修学のための配慮

制度

障害学生への授業に関する支援内容

 大学、短期大学部、高等専門学校が障害のある学生に対して、どのような授業支援を行っているか独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)の「大学、短期大学及び高等専門学校における障害のある学生の修学支援に関する実態調査結果報告書」(2020年度)からわかります。

 同報告書では、1,173校の学校からの回答があり、障害学生への授業に関 ... >>続きを読む

障害者の就労を支援する機器

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障害者雇用を浸透させるための補助機器紹介

 企業の積極的な採用活動や労働環境の整備により、障害者雇用は増加の一途を辿っています。独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構では障害者雇用をさらに浸透させ、誰もが職業を通して社会参加できる「共生社会」を実現するために、障害者や高齢者が就労する際に身体的・心理的な負担を軽減し、円滑に仕事を遂行するための補助機器を紹介しています。>>続きを読む

さまざまな「バリアフリー」が整備される職場環境

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社会や職場に浸透するバリアフリー

 バリアフリーとは障害者や高齢者が生活をする上での障壁を取り除いた状態をいいます。一般的には段差の解消、車いす用のスロープ、点字ブロック、点字案内板など、設備面のバリアフリーがよく知られています。公共施設をはじめとした幅広い施設でバリアフリー化は進んでいます。

 1967年、岡山県に世界で初めて点字ブロックが設置されました。それ以 ... >>続きを読む

細やかな「個別対応」で入社後のミスマッチを防ぐ

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一人ひとりに対する「個別対応」が大切

 障害内容や等級などによって、支援の在り方は大きく異なります。企業の受け入れ態勢で重要なのが、バリアフリーの設備面、補助機器の導入、支援制度などの充実と共に、一人ひとりの状況を把握した上で、より適切な支援や補助を行う「個別対応」です。

 障害者雇用で成果を上げている企業の多くは、こうした個別対応に対して積極的に取り組んでいます ... >>続きを読む