障害者求人の「現状」を考察するサーナ・トピック

障害者が自分らしく働ける雇用・求人環境を考える

選考

昨年よりも若干、下がった大学生の就職率

採用・就職

大学生の就職率は96.0%で昨年より2.0ポイント低下

 厚生労働省と文部科学省は、2021年3月大学等卒業者の就職業況の調査結果を2021年5月に発表しました。その結果は大学生の就職率は96.0%(前年同期比2.0ポイント低下)でした。

 このうち国公立大学の就職内定率は95.9%(同2.3ポイント低下)、私立大学は96.1%(同1.8ポイント低下)という結果が ... >>続きを読む

障害内容をいかに伝えるか?

採用・就職

各段階で入社後のミスマッチを防止する

 就業後のミスマッチを防ぐには、企業の採用担当者、求職者ともに選考段階での入念な確認が大切になります。企業側は求職者の志望動機、働くことに対する意欲、人間性、障害内容の把握などを確認することが重要になるでしょう。

 一方の求職者は、企業の経営理念や事業戦略など企業姿勢をはじめ、希望する仕事の内容、職場環境、障害に対する配慮のあ ... >>続きを読む

就職活動期間の変更

採用・就職

2016年卒業予定の学生から変わる就職活動時期

 日本経済団体連合会(以下、経団連)に加盟する企業では、2016年4月卒業予定の学生から現状よりも採用活動の時期が遅くなります。現状の企業の広報活動は大学3年生の12月1日からですが、今後は3年生の3月に繰り下げとなります。2013年の4月に政府からの要請を受けて経団連がこれを了承したことで、現在の大学2年生の就職活動は後ろ倒し ... >>続きを読む

細やかな「個別対応」で入社後のミスマッチを防ぐ

制度

一人ひとりに対する「個別対応」が大切

 障害内容や等級などによって、支援の在り方は大きく異なります。企業の受け入れ態勢で重要なのが、バリアフリーの設備面、補助機器の導入、支援制度などの充実と共に、一人ひとりの状況を把握した上で、より適切な支援や補助を行う「個別対応」です。

 障害者雇用で成果を上げている企業の多くは、こうした個別対応に対して積極的に取り組んでいます ... >>続きを読む

転職に不可欠な職務経歴書

採用・就職

職務経歴書とは何か?

 転職の場合、企業が求職者に求める提出書類として、履歴書の他に「職務経歴書」があります。

 履歴書にも学歴、職歴を記載する欄が設けられていますが、記入スペースが限られています。そこで、履歴書では書き込むことのできない具体的な職務内容や身につけた能力を記載するのが職務経歴書です。ほとんどの場合、履歴書はレイアウトや記載順などが決まっていますが、 ... >>続きを読む

インターンシップと障害者採用

採用・就職

インターンシップとは何か

 インターンシップとは、「学生が在学中に自らの専攻、将来のキャリアに関連した就業体験を行うこと」です。

 これは、1997年の「経済構造の変革と創造のための行動計画(閣議決定)」により定義され、同年に当時の文部省、通商産業省、労働省が共同でまとめた「インターンシップの推進に当たっての基本的考え方」を基に政府から推奨されることとなりました。 ... >>続きを読む

障害者の転職活動をサポートするキャリアコーディネータ

採用・就職

的確なアドバイスができる専門家

 「キャリアステップを図りたい」「希望する企業や職種に就きたい」など、転職をする理由はさまざまです。しかし、希望職種に必要なスキルや適性があるか、自分自身で知ることは難しい面があります。

 さらに障害者には、その内容によって「できること」と「できないこと」がある場合があります。高いスキルや就労意欲にあふれる求職者でもできないことがあ ... >>続きを読む