価値創造をめざす「新・ダイバーシティ経営企業100選」の実施|サーナ・トピック

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価値創造をめざす「新・ダイバーシティ経営企業100選」の実施

制度

経済産業省が実施するダイバーシティ推進の施策

 経済産業省では、女性、外国人、高齢者、障害者等を含め、多様な人材を活用して、イノベーションの創出、生産性向上等の成果を上げている企業を選定、表彰する「新・ダイバーシティ経営企業100選」(経済産業大臣表彰)という事業を実施していました。2012年度から開始され、2020年度まで続いてきました。

 「ダイバーシティ経営」とは、「多様な人材が持つ能力を最大限発揮できる機会を提供することで、イノベーションを生み出し、価値創造につなげている経営」を指します。
日本の企業における多様な人材の積極的な雇用に向けての活動を進めるために、経済産業省では、ダイバーシティ推進に向けた企業の自発的な取り組みを後押ししてきました。

幅広い分野の企業が選定される

 2020年度は全国の大・中小企業合わせて14社が選定されました。業種は建設業、製造業、情報通信業、卸売業・小売業、金融業・保険業、不動産業・物品賃貸業、学術研究・専門・技術サービス業、その他サービス業など、幅広い分野の企業が選ばれています。

 また、所在地は北海道、山形、茨城、埼玉、東京、岐阜、大阪、兵庫、高知となりました。

 この「新・ダイバーシティ経営企業100選」事業は2020年度で終了しましたが、今後も経済産業省ではダイバーシティ経営の普及活動を積極的に行っていく方針です。

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