障害者雇用に積極的な中小企業を応援する神奈川県の取り組み|サーナ・トピック

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障害者雇用に積極的な中小企業を応援する神奈川県の取り組み

制度

「かながわ障害者雇用優良企業」と「かながわ障害者雇用ハート企業」

 神奈川県では、積極的に障害者雇用に取り組む常用雇用労働者数が300人以下の中小企業を、「かながわ障害者雇用優良企業」と「かながわ障害者雇用ハート企業」として認定しています。

 2010年度から始まった「かながわ障害者雇用優良企業」の認定は、障害者雇用率が4.0%以上、特例子会社ではないなどの要件を満たした中小企業を対象にしています。認定企業は、シンボルマークなどの使用が可能となり、「かながわ障害者雇用優良企業」であることを対外的に明示することが可能です。また、県のホームページなどでも認定企業の取組内容を広くPRする活動を行っています。
 
 「かながわ障害者雇用ハート企業」は障害者雇用率が3.0%以上で、県のホームページなどで企業名、障害者雇用率、商品・サービス名の公表に同意した中小企業が対象となっています。こちらは、2014年3月から神奈川県のホームページで紹介をしています。

「障害者雇用企業等からの物品等調達」の連携

 「かながわ障害者雇用優良企業」に認定されると、併せて「障害者雇用企業等からの物品等調達」の対象となることができます。

 この制度は、障害者の雇用に努める企業や福祉的就労に取り組んでいる施設から県が優先的に物品などの調達をするものです。

 その際に優先調達の対象となる物品は、印刷物を除く自社で製造し販売している物品および自社で請け負うクリーニングなどの役務提供サービス全般となっています。

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