平成26年度バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰式が開催|サーナ・トピック

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平成26年度バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰式が開催

制度

視覚障害者が展示物を楽しめる工夫を施した方法を開発

 バリアフリー・ユニバーサルデザインの優れた取り組みに対して表彰を行うことで、施設整備や製品開発などの活動を広く促進し普及させるという目的の「バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰」。13回目となる平成26年度バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰式が、平成26年12月17日に行われました。

 内閣総理大臣表彰をはじめ、内閣府特命担当大臣表彰優良賞、内閣府匿名担当大臣奨励賞などの各受賞者が表彰されました。

 今回、内閣総理大臣表彰に選ばれたのは、和歌山県立博物館施設活性化事業実行委員会・和歌山県立博物館でした。こちらは視覚障害者が展示物の感覚的なイメージを掴み、情報を容易にするために、市民団体・工業高校・盲学校等と連携し、解説文や写真図版の上に点訳と作品の輪郭等を重ねた「さわって読む図録」や立体プリンタを使用した「さわれるレプリカ」を作成して展示・公開を行ったことが評価されました。

優れたアイデアや努力が評価された各受賞者

 その他にも、授業で使う教材を作成するため、図形点訳ソフトを開発し、20年以上にわたり改良を続けている盲学校教諭の方が内閣府特命担当大臣表彰優良賞を受賞しました。

 同様に喉頭癌等の病気で声帯を失い、声を出すことができない人のための発生補助機器である「電気式人工喉頭」の研究開発に産学官で取り組んで国内で初めて製品化に成功したメーカーや、ブランインドサッカー(視覚障害者サッカー)の普及・啓発活動の一環として、子どもを主な対象とした体験プログラム「スポ育プロジェクト」に取り組んでいる日本ブラインドサッカー協会なども同賞を獲得しました。

 回遊性の高い校舎を中心に図書館・ふれあい階段(階段教室)で構成されるメディアセンターを配置し、学校の至るところで異学年交流や地域の人々とのふれあいができる場所づくりをした愛知県の小学校、介護食器でありながら普通の食器と変わらない美しく質の高い食器を開発したプロジェクトなどが内閣府特命担当大臣奨励賞を受賞しました。

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