第11回「日本でいちばん大切したい会社」大賞|サーナ・トピック

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第11回「日本でいちばん大切したい会社」大賞

制度

大切にすべき人たちを重視した企業経営

 人を大切にする経営学会が主催する「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞は、2010年度から毎年1回実施されています。この大賞は、企業が本当に大切にするべき人たちを、「従業員とその家族」「外注先・仕入れ先」「顧客」「地域社会」「株主」としています。

 その大切にすべき人たちに対して、使命と責任を果たして人を大切にする経営に取り組んでいる企業や団体の中から、特に優良な企業など表彰することで、社会の模範とすることを目的しています。

厚生労働大臣賞は、多様性を大切にするファンケルが受賞

 2021年9月に開催された第11回受賞企業は、経済産業大臣賞がサントリーホールディングス、厚生労働大臣賞がファンケル、地方創生大臣賞は十勝バスなどが受賞しました。

 その中でも「厚生労働大臣賞」のファンケルは、創業以来、理念として「正義感を持って世の中の『不』を解消しよう」を掲げ、一貫して社会課題解決型企業として成長。同時に年齢や性別、障がいの有無などにかかわらず、様々な価値観や考え方をもつ多様な従業員が個性や能力を発揮しながらイキイキと働き、新しい価値を生み出し続ける風土があります。そんな同社の企業姿勢が、今回の受賞に結びついたようです。

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