東京しごと財団の「職場体験実習」サービス
障害者の職場体験実習を推進するためのサービス
障害者のための幅広い就業支援事業を展開している公益財団法人東京しごと財団では、「障害者雇用を検討している企業」と「就労をめざす障害者」を結びつける、職場体験実習事業を推進しています。
この事業は、障害者雇用を検討している企業が障害のある人を実習生として受け入れ、実際に業務を実習として体験してもらうことで、企業内に障害者雇用のノウハウを蓄積し、今後の雇用拡大につなげていけるものとなっています。
障害者の職場体験実習を導入するためのステップ
財団の障害者就業支援課では障害のある方を実習生として受入れ、職場体験できる企業を募集しています。すでに障害のある方を雇用している企業だけでなく、これから雇用を考えている企業でも応募できます。まずは財団に在籍する専門のアドバイザーに相談し、事業の概要や流れについて理解した上で、受け入れ企業として登録できます。
登録後は職場体験実習をサポー卜する専門アドバイザーが実際の職場を訪問し、各企業の現況や希望を伺いながら、職場内にある「障害者ができる仕事」の切り出しを行うなど、効果的な職場体験実習ができるよう、準備から実施まで一貫したサポートをしています。アドバイザーによる主なサポート内容としては、障害者雇用に関する情報提供、業務の分析と仕事の切出し、実習カリキュラム・スケジュール作成、障害別の接し方や留意点のアドバイス、実習環境の整備などが挙げられます。
こうしたサービスを受けることにより、スムーズな障害者雇用につながると考えられています。
