国際障害者交流センターの取り組み
障がい者の交流や芸術・文化を発信する拠点
国際障害者交流センター(ビッグ・アイ)は、「国連・障害者の十年(1983年~1992年)」を記念して、2001年に当時の厚生省(現厚生労働省)が、障がい者の「完全参加と平等」の実現を図るシンボル的な施設として設置されました。
以来、障がい者自らが行う国際交流活動や芸術・文化活動の拠点として、障がい者のみならず広く市民が参加する交流の場として整備され、多彩な活動を通して障がい者の自立と社会参加を促進しています。その活動は、展覧会、セミナー・ワークショップ、公演・イベント、講座など多岐にわたっています。
各種公演・イベントやセミナーを開催
毎年のように多彩な催しが開催されていますが、2021年も数多くの展覧会やセミナー・ワークショップなどが開催されました。まず、展覧会では「展覧会about me5~“わたし”を知って~全身全霊Body and Soul」が、公演・イベントでは、LIVE配信で「アジア舞台芸術交流事業 共通感覚を拡げて2021香港共同開催」、「DANCE DRAMA『Breakthrough Journey』舞台公演上映会&トークセッション」などが開催されました。
また、セミナー・ワークショップでは、ビッグ・アイが主催者として各地で「福祉と芸術をつなぐラウンドミーティング 福祉と芸術とも歩き出すために」を開催しました。さらに講座ではLIVE配信で「防災・減災オンライン講座 災害時要配慮者支援ボランティアリーダー養成講座/災害時視聴覚障害者支援リーダー養成講座」などを開催しました。