NPO法人「日本バリアフリー協会」の取り組みについて|サーナ・トピック

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NPO法人「日本バリアフリー協会」の取り組みについて

制度

「障がい者発の事業で社会を豊かに」をめざして

 NPO法人日本バリアフリー協会は、「障がいは大きなニーズを生み、社会を発展させる」という考えのもと、障がい者自身が事業を立ち上げることで、「障がい者発の事業で社会を豊かに」することをミッションとして活動しています。

 同法人は、「障がい者も一員として社会に貢献」するというビジョンを掲げ、障がい者に対する一般的な見方をポジティブにし、先端技術の発展に貢献することにより、障がい者だけではなく社会全体を豊かにするための活動を展開しています。

 ホームページによると、主な事業として「ゴールドコンサート」と「GCグランドフェスティバル」が挙げられています。

 「ゴールドコンサート」事業は、「障がいを持つ音楽家に活動拡充のきっかけを提供し、適切な配慮があれば、障がい者が能力を発揮できることを一般的に理解してもらう」ことを目的として活動しています。「GCグランドフェスティバル」事業では、「障がい者の就労拡大。その必要性を社会啓発し、その支援のために収益を得る」ことを目的に、障がい者が主催するエンタテインメント事業として著名アーティストが出演する音楽イベントを展開しています。

「第13回ゴールドコンサート」開催について

2016年10月10日に東京国際フォーラムで、「第13回ゴールドコンサート」が開催されます。

 同コンサートは、障がいのあるミュージシャンたちが音楽性を競うとともに、障がい者の能力、可能性の高さを広く情報発信することをめざして催され、今年で13回目を迎えます。過去最大の応募の中から、審査を通った10組と韓国の障害者音楽コンテストから選ばれた1組も参加し、計11組のパフォーマンスが披露される予定です。

 同法人のこのような活動は、障がい者の可能性を広げるとともに、一般の方に対して、障がい者に対する理解を促し、ノーマライゼーション社会の実現にもつながる有意義な活動といえます。

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