東京都が行う障害者スポーツ促進のための取り組み|サーナ・トピック

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東京都が行う障害者スポーツ促進のための取り組み

制度

全国初の障害者スポーツ専門ポータルサイト

 東京都では障害者スポーツを支援するため、さまざまな情報を発信しています。2012年10月に開設した「TOKYO障スポ・ナビ」は都道府県が開設する障害者スポーツ専門の総合サイトとしては全国初の情報サイトです。

 同サイトでは、都内にある公共スポーツ施設の詳細なバリアフリー情報を掲載しています。また、スポーツ教室やイベントの開催情報、地域のスポーツクラブや団体の情報、スポーツの種類やルールの紹介など、障害者のスポーツに関する様々な情報を掲載しています。

 同サイトは、これまでスポーツをしていなかった方がスポーツを始めるきっかけづくりに、また、スポーツをしている方が、これまで以上に活動を深めるために、さらには障害者スポーツ自体の理解促進、普及啓発や、障害者スポーツを支える体制の拡充につなげるためのツールとして開設されました。「する人」だけでなく、「観る人」や「支える人」にも必要な情報をわかりやすく発信しています。

スポーツ施設で必要な配慮を紹介するマニュアル

 東京都および公益社団法人東京都障害者スポーツ協会では、2016年2月に障害のある方が身近な地域でスポーツに親しめるよう、区市町村などのスポーツ施設で取り入れてほしい工夫や配慮を図や写真でわかりやすく紹介した「障害者のスポーツ施設利用促進マニュアル」を作成しました。

 同マニュアルには、誰もが利用できるスポーツ環境を整備するために、大規模な工事を必要としないソフト面での工夫や配慮など、地域のスポーツ施設が取り組みやすい事例が取り上げられています。

 掲載内容をみると、第1章「障害とスポーツ」では、種類別に障害について解説するとともに、共にスポーツを楽しむために必要な配慮について掲載しています。

第2章「施設利用の前に」、第3章「共用施設の利用」、第4章「スポーツ施設の利用」では、障害者が施設に来所した際、その場面ごとに準備しておいた方が良いことや、各施設で実際に行われている工夫について紹介されています。

同マニュアルは東京都が運営するスポーツ情報ポータルサイト「スポーツTOKYOインフォメーション」ホームページからダウンロードできます。

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