三重県聴覚障害者支援センターの活動について
三重県聴覚障害者支援センターの役割
「インクルーシブ(すべての人が自分らしく生きること)」を基本理念とする三重県聴覚障害者支援センターは、聴覚障害者の福祉向上と情報提供、情報保障、情報コミュニケーションを支援する専門的な施設として設立されました。同センターではさまざまな活動を通して、聴覚障害者自身が地域社会の中で自立した生活を営むことができるようにサポートを行っています。
例えば、コミュニケーション支援では、手話通訳者、要約筆記者、盲ろう者通訳・介助者の養成・派遣の実施を行っています。その他にも一般教養やさまざまな知識を身につけ豊かな生活ができ社会参加を促す生活訓練、そして災害発生時の被災した聴覚障害者の安否確認や情報発信のための拠点としての役割など、さまざまな活動をしています。
聴覚障害者の生活に役立つ様々な情報を発信
さらに聴覚障害者の生活の役に立つ様々な情報発信も行っています。例えば、字幕付き映画の上映情報、手話を学べる動画などを発信し、三重県内の市町村名や名所、名物などを伝える技術も学べます。
さらに災害時の聴覚障害者の支援の方法、利用すると便利な支援機器などをまとめたパンフレットも発行することで、地域の方々が聴覚障害者を支援しやすい活動も続けています。