映像のバリアフリー化への取り組み|サーナ・トピック

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映像のバリアフリー化への取り組み

制度

NPO法人メディア・アクセス・サポートセンターの活動

 NPO法人メディア・アクセス・サポートセンター(以下MASC)は、「すべての人が映像作品に何不自由なくアクセスできる環境が整備された社会をつくる」というノーマライゼーションの社会づくりを目的としていています。

 MASCの活動は、「字幕の入っていないDVDに字幕を入れてください」という耳の聞こえない映画ファンの要望からスタート。聴覚・視覚障害者が映画を十分に楽しめていない現状を知り、当事者と共に試行錯誤しながら障害への配慮・工夫を重ね、「映像のバリアフリー化」に取り組んでいます。

 「映像のバリアフリー化」への取り組みとは、「バリアフリー字幕」「手話映像」「音声ガイド」など、聴覚・視覚障害者が映像情報に対するアクセスする際の選択肢を増やす取り組みです。まさに障害者に対する情報発信の新たなカタチを創出していく活動です。

映像のバリアフリー化の具体的な事例

 映像のバリアフリー化の1つ「バリアフリー字幕」とは、映像作品の「音」で伝えている情報を文字として表示するものです。翻訳字幕との違いは、音が聞こえていないことを前提としている点で、情報として必要な音や音楽を文字化して伝えることが求められます。

 「手話映像」は、コミュニケーション手段として文字よりも手話が伝わりやすい方のために、映像作品の「音」が伝えている情報を通訳者が手話にして伝える映像のことです。「音声ガイド」とは、映像作品の「画」が伝えている情報を言葉で説明するナレーションのことです。

 2016年4月に「障害者差別解消法」が施行されるにあたり、映画・映像のバリアフリー化への対応は急務といわれていますが、「映像のバリアフリー化」に取り組むMASCの活動には大きな期待が寄せられています。

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