ユニバーサルシアター「CINEMA Chupki TABATA」がオープン|サーナ・トピック

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ユニバーサルシアター「CINEMA Chupki TABATA」がオープン

制度

誰もが一緒に映画を楽しめるユニバーサルシアター

 2016年9月1日、東京都北区田端に“日本一小さい、日本一やさしい映画館”として「ユニバーサルシアター『CINEMA Chupki TABATA』」がオープンしました。

 同シアターのホームページによると、「目の不自由な人も、耳の不自由な人も、車いすの人も、発達障害のお子さんや、小さなお子様連れのママたちも。だれもがいつでも安心して、一緒に映画を楽しむことのできる、すべてのお客様を対象とした映画館」とあります。このユニバーサルシアター『CINEMA Chupki TABATA』は、多くの人からの募金によってオープンしました。 

 ユニバーサルシアターの劇場設備をみると、映写設備はDLA-X750R、デジタル上映で、スクリーンサイズは120インチ(16:9)ホワイトスクリーンとなっています。また、音響設備は360℃音に包まれるフォレストサウンド(11.1チャンネルスピーカー搭載)で、座席は20席(車いすスペース有り)で補助席追加25席となっています。

「イヤホン音声ガイド付き」や「親子鑑賞室の設置」など

 同シアターは、「イヤホン音声ガイド付き」「日本語字幕付き」「車いすスペースの設置」「親子鑑賞室の設置」など、ユニバーサルシアターとしてバリアフリー対応が行われています。

 座席にはイヤホンが搭載され、いつでも場面解説の「音声ガイド」を聴くことができ、視覚に障害のある方でも一緒に映画を楽しむことができます。また、イヤホンで本編の音の増幅も可能で、難聴の方にも利用できるようになっています。

 さらに日本映画の上映時にも、日本語字幕付き上映を行い、聴覚に障害のある方でも一緒に映画を楽しむことができます。館内は入り口からトイレ、客席までバリアフリーに対応しており、車いすのまま映画が鑑賞できます。また、親子鑑賞室が設置され、人の大勢いる場所が苦手なお子様や小さなお子様連れの方も、鑑賞室で安心して映画を楽しむことができます。

 その他、同シアターでは定期的に「手話活弁付き」上映を行ったり、親子鑑賞の日を設けたりするなど、“日本一小さい、日本一やさしい映画館”をめざして様々な取り組みを行っています。

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