厚生労働省の「精神障害者等雇用優良企業認定事業」について|サーナ・トピック

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厚生労働省の「精神障害者等雇用優良企業認定事業」について

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精神障害者雇用に優れた企業を認証する制度

 平成26年度厚生省委託事業として「精神障害者等雇用優良企業認定事業」という取り組みがあります。この事業は、精神障害者雇用に特に優れた取り組みと積極的な社会貢献をしている企業を認証することで、障害者雇用の積極的な取り組みの推進を目指しています。

 この認証を受けるための応募資格は、精神障害者を雇用している企業・団体(社会福祉施設としてのA型・B型事業所を除く)であること、申請時において労働関係法令に関して重大な違反がないこと、またその他の法令上または社会通念上、認証するにふさわしくないと判断される問題を起こしていないこと。そして、この事業で定められている認証基準を満たしている団体とされています。

様々な認定基準をクリアした企業に認証

 先述した認定基準には、いくつかの条件が定められています。まず「精神障害者等の雇用に積極的であること」が挙げられています。その積極的という基準としては、まず「精神障害者等に対する企業内支援体制が整備されていること」が挙げられます。その目安になるのが、A:障害者雇用推進者の配置、B:障害者職場定着推進チームの設置、C:ジョブコーチの配置です。

 次に「精神障害者等の雇用に関する社会的活動実績があること」については、次のいずれかの活動実績があることが挙げられます。A:企業向けの相談援助(精神障害者に関する採用配置、労働条件や能力開発等)、B:職場体験実習、職場見学やインターンシップ、C:精神障害者雇用を促進する公益法人、NPO法人での活動などがあります。そして「精神障害者等の雇用に関して公的機関から表彰されたことがある」というのも1つの目安となっています。

 その他の認定基準としては、「障害者法定雇用率を超える障害者雇用を行っていること」「業績が安定していること」なども挙げられています。

 こうした認定基準をクリアして認証を受けた企業には、「精神障害者等雇用優良企業認定マーク」が付与され、会社案内や名刺への印刷、自社ホームページへの掲示など、自社の社会貢献度をアピールするために使用することができます。

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