愛知県が行う「精神・発達障害者雇用促進プロジェクト」|サーナ・トピック

障害者が自分らしく働ける雇用・求人環境を考える

愛知県が行う「精神・発達障害者雇用促進プロジェクト」

採用・就職

愛知県が精神・発達障害者の雇用を促進する事業を開始

 厚生労働省の「精神障害者の雇用を取り巻く状況」という資料には、2002年から2010年までの精神障害者保健福祉手帳の交付数の推移が紹介されています。それによると、交付数は年々増加しています。2002年は約25万人でしたが、2010年には約60万人へと増加しています。これに伴い、ハローワークに登録する精神障害のある求職者数も過去最高となりました。

 こうした状況を受け、愛知県では、精神・発達障害者の雇用を促進する事業を開始しました。それが2014年5月1日に発表された緊急雇用創出事業基金事業「精神・発達障害者雇用促進プロジェクト」です。この事業では精神障害に対する知識不足から採用をためらう企業が多い現状を打破するために、障害者の人材育成と企業への採用に向けた支援を行い、新たな雇用の創出をめざしています。同事業を実施するにあたり、愛知県では業務委託事業者を募集しています。

様々な支援で精神・発達障害者の雇用促進を図る

 同事業では、企業で働く基礎力を身につけるセミナーの実施、就業に必要なパソコンスキルをアップする研修の実施など障害者の人材育成をはじめ、精神・発達障害者雇用促進セミナーの開催、社内研修会への講師派遣など企業に対する支援、障害者と受け入れ態勢の整った企業とのマッチング、事例集の作成などを行っています。

 2018年には雇用法定率の算定基礎に精神障害者が加わり、法定雇用率の引き上げが見込まれます。これを踏まえ、企業に対する支援強化は大きな意義をもつと期待されています。

同じカテゴリーの記事

記事一覧